流し台はサブテーブル兼用、主役はトリマー君

GWでカウンターキャビネットの作成を少しでも進めたいと考えておりました。使うとか使わないとか関係なく設置したいからギャレーの作成に取り組みました。
はじめはカウンターの天板に穴を開けてシンクを組み込むつもりでどの位置に穴を開けようか考えていましたが、またも相方から「横に立ち上げ式に作ればいい」とアドバイスを受け、天板に穴を開けずに済むことと作業スペースが損なわなくていいことからそのアイデアを採用することにしました。
今回、主役となった道具を紹介します。トリマー君です。溝を掘ったり、角を丸くする目的で使用します。またそれを応用していろいろな工作ができます。

今回は溝堀り刃を使います。わかりづらいですが、刃を回転させて図のような溝が作成できます。

これが、溝専用の刃です。

プラスティックの部分を移動させることで、溝の深さを調整できます。
今回、流し台の板にシンクをはめ込みますが、流しとして使用しないときは補助テーブルとしても使えるようにします。 まず、ジクソーでシンクの穴を開けたあと、トリマーでシンクを固定させる段を作成します。

溝掘りようの刃を、このように使って作成していきます。


すると、シンクをはめ込む穴に段がつきます。

そこに、シンクを装着します。このシンクはキャンピングカーのパーツとしてネット販売してます。一番小さいサイズで、軽キャンパーに使われるサイズ300mm×150mmです。

流し台にシンクをはめても、さらに5mmの段差ができるようにしました。

そこに、このように蓋をはめます。それで流しを使わないときはサブテーブルとして広く使用することができます。蓋の裏にもトリマーで段を作ってます。
写真はズームではありませんが、ぴったりはまっていないのはバレバレですね。蓋は、鋸とかんなである程度、精度の高い仕上がりにできるんですけど、台は、トリマーを使っていてまだ技術が未熟なもので途中でコントロール不能になって波打ってます。

流し台を立ち上げたときの固定方法ですが、専用の金具を使用したり、三角の板を蝶番で、立て板に固定して流し台を立ち上げたときパタッと開いて支えとするとかありますが、棒をスライドさせることで支えとする方法をとることにしました。これもトリマーを使って段を作成しました。

これを立て板に固定して

支え棒がスライドします。

流し台が立ち上がった状態です。
ちなみに、流し台の蝶番は脱着式で、入れ替えてシンクを手前にしたり奥にしたり、車の中と外で使いやすいように変えることができます。我ながら良いアイデアです。

流し台を折りたたむとこんな状態に。
今回はここまで。
